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コラム

整骨院がChatGPTでおすすめされるには

執筆:押味 学最終更新:2026年10月10日

整骨院は柔道整復師法などで広告表現に制限があります。「治療」「治る」を使わずに、AIにも人にも伝わる書き方が必要です。

エラバレAIでは、投稿やブログの文章を公開前に広告表現のルールに沿っているか確認します。

「保険が使えます」を正しく書く

AIには「保険が使える整骨院は?」という質問もよく寄せられます。ただ、整骨院・接骨院で健康保険が使えるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷といった、けがによる痛みの施術に限られます。骨折と脱臼は、応急の手当てを除き、医師の同意が必要です。

慢性的な肩こりや、疲れをとるための施術は保険の対象になりません。「各種保険取扱い」とだけ書くと、どんな症状でも保険が使えるように受け取られてしまいます。保険が使える場面と使えない場面を分けて書き、自費の施術は料金をはっきり示しておくと、AIにも来院する人にも正しく伝わります。

書ける内容の範囲に寄せて、事実を厚くする

整骨院・接骨院が広告できる事項は、柔道整復師法と告示で決められています。施術者の氏名、院の名称と所在地、電話番号、施術日と施術時間、予約に関すること、駐車場のことなどです。ここに挙がっていない内容を書くときは、効果を思わせる言い方になっていないかを特に気をつけます。

書ける範囲が限られている分、通いやすさにかかわる事実を丁寧に書くことが、AIに伝わる情報を増やす近道です。受付の時間帯、予約の取り方、施術者が柔道整復師であること、初めての日の流れ、着替えの有無などを、プロフィールとホームページの両方で同じ内容にそろえます。

Googleビジネスプロフィールの説明文や投稿、ホームページの文章がどこまで広告にあたるかは、判断が分かれることがあります。迷ったときは、書ける事項の範囲に寄せておくのが無難です。

鍼灸を併設している院の注意点

整骨院の中で鍼灸も行っている場合、鍼灸の部分にはあはき法の広告のルールがかかります。一つのページで整骨と鍼灸の説明を混ぜると、どちらのルールで書いているのかが曖昧になりやすいため、ページや段落を分けて書きます。

お客さまの口コミに「治った」と書かれていても、それをホームページやチラシに転載して強調すると、院の広告として扱われます。口コミはGoogleの上でそのまま読んでもらい、院からは転載しないようにします。

調査データ:AIは、どんな理由で店舗を推薦していたか

AIが店舗を推薦するときに挙げた理由を、店舗ごとに分類しました(1店舗につき主な理由を最大3つ)。(エラバレAI「AI選出調査」、OpenAI API〔gpt-4.1+Web検索〕、2026年9月29日。観測された傾向です)

整体院(10地域・150回答)

推薦の理由理由に挙がった店舗
駅近・アクセス200店舗中119店舗(59.5%)
症状・悩み・目的への対応200店舗中118店舗(59.0%)
夜間・土日営業200店舗中59店舗(29.5%)
口コミ・評判200店舗中50店舗(25.0%)

地域別の整体院調査(店舗ごとの結果)を見る →

整骨院・鍼灸院(10地域・150回答)

推薦の理由理由に挙がった店舗
症状・悩み・目的への対応195店舗中141店舗(72.3%)
駅近・アクセス195店舗中102店舗(52.3%)
夜間・土日営業195店舗中77店舗(39.5%)
口コミ・評判195店舗中54店舗(27.7%)

地域別の整骨院・鍼灸院調査(店舗ごとの結果)を見る →

調査方法と全業種の比較は「AI検索のおすすめ傾向は業種で違う?」をご覧ください。