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コラム

美容室がChatGPTに出ない理由

執筆:押味 学最終更新:2026年10月10日

ホットペッパービューティーでは予約が入るのに、ChatGPTに「〇〇駅で白髪ぼかしが上手な美容室は?」と聞くと名前が出てこない美容室は珍しくありません。理由の多くは、予約サイトの外に情報が出ていないことにあります。

これらは、無料診断(市場分析・競合分析・改善シート)で実際に確認できます。

クーポン名と、お客さまの質問の言葉がずれている

予約サイトのクーポン名は、「【平日限定】カット+カラー+TR」のように、記号や略語を組み合わせた名前になりがちです。一方、お客さまがAIに聞くときは「白髪を明るく見せたい」「広がる髪をまとめたい」と、ふだんの言葉を使います。クーポン名だけでは、AIがこの二つを結びつけにくくなります。

直し方は、ホームページやGoogleビジネスプロフィールのサービス欄に、メニューごとの説明を足すことです。どんな髪の悩みの人に向いているか、施術の流れ、仕上がりがどのくらいもつか、を短く書きます。予約サイトのクーポンは、そのままで構いません。

理容室・メンズサロンであることが伝わっていない

理容室やメンズ専門のサロンは、「顔そりもしてほしい」「仕事帰りに短い時間で整えたい」といった目的で探されます。ところが、店名に「ヘア」「サロン」としか入っていないと、AIには美容室との区別がつきにくくなります。

Googleビジネスプロフィールでは、理容室に当たるカテゴリを選び、説明文に顔そりやシェービング、メンズカットの得意分野を書きます。顔そりは理容室ならではのメニューとして探されることが多いので、ホームページでもメニューの一つとしてはっきり見せておきましょう。

辞めたスタイリストの情報が残っている

美容室では、スタイリストの独立や移籍がよくあります。ホームページやブログに、もういないスタイリストの名前と得意分野が残っていると、その人を目当てに探す人へ、お店が紹介されてしまうおそれがあります。来店してから担当がいないと分かれば、がっかりさせてしまいます。

スタッフが変わったときは、ホームページのスタッフ紹介、Googleの写真や投稿、予約サイトのスタイリスト欄を、まとめて見直す習慣をつけておきます。

調査データ:Googleマップの上位とAIの推薦は、どれくらい重なるか

Googleマップで上位にいる店舗が、AIにも推薦されているかを数えました。(エラバレAI「AI選出調査」、OpenAI API〔gpt-4.1+Web検索〕、2026年9月29日。観測された傾向です)

美容室・ヘアサロン(10地域・150回答)

項目この業種全10業種
AIが推薦した店舗のうち、Googleマップ上位20件にも入っていた割合6.6%20.0%
マップ1〜3位の店舗が、AIにも推薦された割合3.3%25.7%
マップ4〜10位の店舗が、AIにも推薦された割合10.0%21.0%

地域別の美容室・ヘアサロン調査(店舗ごとの結果)を見る →

調査方法と全業種の比較は「AI検索のおすすめ傾向は業種で違う?」をご覧ください。

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